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雪山登山の持ち物・登山靴編

前出していますが、知りたい方も多いと思いますので、少し掘り下げて雪山登山、スノーシューなど、経験をもとに記載したいと思います。

※主観が強いので、あくまで参考ということで読んでいただければ幸いです。

 

ウィンタースポーツと一言で括っても、多種多様な楽しみ方があり、それぞれに合った服装や持ち物があります。

また、「冬山」と言っても、11月と2月では山の環境は全く異なりますし、富士山なのか、北アルプスなのか、はたまたスノーゲレンデなのか、日本なのか海外なのかでも全く変わってきます。

ここでは、厳冬期と言われる12月から2月の関東甲信越で2500〜3000m級の山に登山に行く場合を中心にいろいろな角度から装備を見ていきたいと思います。

まず基本となるのがこちら。

 

・冬山用登山靴

・アウターウェア

・ミドルウェア

・インナーウェア

・防寒着

・帽子、ヘルメット

・サングラス、ゴーグル

・グローブ(保温性、防水性に優れたもの)

・予備グローブ

・バックパック

・12本アイゼン

・ストック

・ピッケル

・保温ボトル

・ツェルト

・ストーブ一式

・ビーコン

・ヘッドライト

・地図、コンパス(アプリを用いる場合は予備バッテリー)

・スリング、カラビナ

 

たくさんありますが、今回は冬用登山靴についてです。

関東周辺の2000m以下の低山なら3シーズンの登山靴でもなんとかなるかと思いますが、2500m以上なら冬用登山靴(重登山靴)は必須です。

ポイントは

①前後コバ付きであること。コバとはワンタッチアイゼンを付けるための出っ張り。このコバがないと後出の12本アイゼンを付けることができません。また、登りやすいよう3シーズン用はソールの前方が上に反っているのに対し、厳冬期用はフラットです。これもアイゼンを付けるためなんですね。

②は素材。3シーズンは足の甲に当たる部分がナイロンであるのに対して、雪山用はほとんどがスウェード、つまり革なんです。これは単純に靴が雪の中にある、靴に雪がついている時に足が冷えやすいかどうかで、革の方が圧倒的に冷えづらいためです。足先が冷えると恐ろしいほど冷たく、痛くなるのでナイロンですと冬山には不向きと言えます。

おそらく前コバ付きでナイロンの登山靴は見た記憶がないので、高山に行くなら前後コバ付きの中から選べば問題ないと思います。

※もしかするとあるかもしれないので一応注意してください!

③にソール、足首の硬さ。これは個人的には硬いものをお勧めします。冬の高山は当然アイゼンを装着しますので、その重さ、金属と石などの間に生じる衝撃をしっかりと受け止めてくれる硬いソールの方が、足への負担や怪我につながるリスクを軽減してくれます。足首の硬さもリスク軽減のためで、滑りやすい氷の上を歩く、アイゼンをつけて歩くなど、足をひねるリスクを夏山より背負うため、足首の保護は欠かせません。また、キックステップと言って、時に雪や氷を蹴ってつま先を刺し、登っていくこともありますので、硬さはとても重要なんです。

④に中の素材です。大半の冬履は保温、透湿に優れたGORE-TEXなどの素材を用いています。私の靴はスポルティバのネパールエボという当時最高峰の技術が詰まった一足だったのですが、今ではリニューアルされ、素材、デザイン、機能性全てにおいて別次元となっています。また、ゲイター一体型か、ゲイターなしか、どちらが良いかと聞かれることが多々ありますが、個人的には一体型が買えるのであれば、そちらに一票入れます。国内の山では暑すぎるという方もいますが、雪山において温かさは最高の武器です。以前は1kg以上が当たり前の登山靴において、さらに重くなる分、選択肢から外していましたが、最近では850g程度のものや、700gを切るスーパー軽量なものまで出てきましたので、予算さえクリアできれば、本格雪山登山を目指す方にはゲイター一体型を前向きに検討していただきたいですね。

むしろ欲しいです。

⑤最後に足入れ感。これは雪山用に限らずですが、必ず山へ行く時と同じ厚手のソックスで試し履きをしてください。インナーがとりはすせたり、ライナーがあったりするものも多いので、いろいろ試してください。

私は少し甲高ですが、さほどバンビロではないので、夏も冬もスポルティバというメーカーのものを長年愛用しています。

どうしてもどのメーカーも合わない!って方は東京の巣鴨にある「GORO」さんでオーダーで作ってもらうのも◎です。私も3シーズン用に一足作ってもらいましたが、足入れから馴染むまで全く違和感もトラブルもなく驚いたのを覚えています。

(しっかりとしたレザーを使っている分、最新のものに比べると重いのは否めませんが・・・)

 

登山靴、特に冬靴は高価な反面、最重要登山道具の一つです。

◯◯過ぎるということはないので、しっかりしたものを選びたいですね。

2022年SUP体験終了

11/30をもちまして、今シーズンのSUP体験を終了とさせていただきます。

大変多くのご利用、ありがとうございました。

今年から始まったSUP体験。

どうすれば楽しんでいただけるか?

お客様は来るのだろうか?

不安だらけで始まったプランでしたが、本当に多くのお客様に選んでいただき、たくさんの笑顔と思い出をいただきました。

清里だけでなく、本栖湖BBQ&SUPや、山梨で初のダム湖SUPが出来たことも感謝です。

体験後、口コミを書いてくださった方、お手紙をくださった方、野わけに泊まりに来てくださった方など、本当に嬉しい夢のような毎日でした。

特に小さなこどもたちの笑顔は宝物です。大きくなった時の子供の頃の思い出の一片になってくれれば幸いです。

秋冬もSUPをしながらお客様に教えていただいた釣りをするプランなども考えましたが、今シーズンはまだ道具が足りないので、また来年・・・

来年はご好評いただいたティータイムのサービス向上や、ウェットスーツの導入、SUP+αな楽しみなど、今年以上に楽しんでいただけるよう、この冬しっかり準備をしていきたいと思います。

来年は4月中旬頃からのスタートを予定しています。

ぜひ来年もよろしくお願いいたします。

ロゴグッズ販売のお知らせ

Instagramのフォロワー様より、ロゴTシャツがあれば欲しい!というありがたいメッセージをいただき、この度、SUZURIにてTシャツをはじめとするグッズを制作させていただきました。

完全受注生産のため、納期は約7〜10日かかってしましいますが、利益0での販売となります。

少しでも多くの方の手に取っていただき、ご家族やご友人に宣伝していただければ幸いです。

お時間がある方は是非ご覧ください。

どうぞよろしくお願い致します。

 

※承諾無しにCaramel Bananaのグッズも作成しました!TシャツやエコバッグはOutdoor Nowakeよりデザインされて可愛い仕上がりになっていますので、こちらも合わせてご覧ください!

https://suzuri.jp/outdoor_nowake

 

 

山梨初!日本遺産・昇仙峡の上流のダム湖でSUP体験ツアー開催決定!!

この度、山梨県で初となる、ダム湖でのSUP体験ツアーを開催できる運びとなりました!

場所は甲府市にある国の特別名勝、日本一の渓谷美と言われる昇仙峡の上流、能泉湖こと荒川ダム。

ダム周辺はカラマツ、ミズナラ、シラカバなどの森が広がり、「御嶽昇仙峡水源の森」と名付けられています。

林野庁の「水源の森百選」にも選定される森を湖上のSUPから眺められる、初めてであり唯一のツアーとなります。

ぜひ一緒に素晴らしい景色を楽しみ、忘れられない思い出にしましょう!!

 

 

【募集要項】

・日時

2022年8月6日(土)7日(日)19日(金)20日(土)21日(日)

9:00〜(8:45までに集合)

13:30〜(13:15までに集合)

1日2回開催

※時間厳守でお願いしたします。遅刻された場合、先行して開始しておりますので、予めご了承ください。

・集合場所

荒川ダム記念館前駐車場

・参加費

1人 7000円

タンデム(二人乗り)をご希望の方は2人目4000円

SUP、ライフジャケット、体験料を含みます。

お客様には1DAYアウトドア保険のご加入をお願いしております。(300円〜500円)

※参考(三井住友海上1DAYレジャー保険)

https://www.ms-ins.com/personal/travel/oneday/plan.html

・参加人数(1プランにつき)

1名〜8名まで

きめ細かいガイディングと安全を考慮し、1プランにつき4艇までとさせていただきます。

・服装

動きやすく濡れても良い服 例:速乾Tシャツやゲームシャツ、ハーフパンツ(コットンのものは濡れると乾きが遅く、重かったり、夏でも低体温症のリスクがあるのでご遠慮ください。)

踵のあるサンダル、もしくはウォーターシューズ(ビーサンなどは脱げてしまい、紛失のリスクがあるのでNGです。)

防寒着(ウィンドシェルやナイロンジャケットのような日差し、風を避けれるもの)

お着替えは荒川ダム記念館のお手洗いをお借りできます。

・持ち物

着替え、タオル、日焼け止め、お飲み物等

・対象者

4歳〜70歳の健康な方

用意のあるライフジャケットの最小サイズが90〜100となります。

ライフジャケットが着れて、ガイド、親御様の注意喚起を理解できるお子様であることが参加条件です。

10歳未満のお子様は、ガイド、もしくは親御様にご同乗いただきます。

体調に心配な面や、持病をお持ちの方は予めご予約前にご相談ください。

・催行中止の基準

当日、甲府市内に、大雨、洪水、強風の「警報」が出された場合、中止させていただきます。

当日、「注意報」が出された場合、河川水量のい情報収集等を行い検討いたします。

イベント中に発令された場合も同様です。

雷注意報については、安全第一のため一旦中断し、安全を確認後再開いたします。

安全の確認ができない場合は中止といたします。

上記以外、ダム管理者から要請があった場合も同様となります。

・コロナ対策

集合、解散時はマスクの着用をお願いいたします。

当日、各自事前に体温を計測し、37.5℃以上あった場合は参加を取りやめてくださいますようお願いいたします。

・キャンセルポリシー

お客様都合でのキャンセルは、キャンセル料が発生してしまう場合がありますので、ご予約後のキャンセルは速やかにお願いいたします。

天候、その他の理由で主催者側が事前に体験催行の中止を決定した場合、全額返金いたします。

 

・お申し込みページ↓

https://outdoor-nowake.com/reservation/event/detail/10937

ご質問、ご相談等はお気軽にお問い合わせまで↓

https://outdoor-nowake.com/contact

 

今回、ご協力いただきましたアウトドアショップELKのツアー会社GATESではカヌー体験ができます!

ぜひ合わせてご覧ください!

https://www.gatesinc.org

 

主催:昇仙峡観光協会

https://www.shosenkyo-kankoukyokai.com/arakawa_canoe.html 

 

その他のSUP体験プランの詳しいご案内はこちら↓

https://outdoor-nowake.com/menu/c1089748

その他のSUP体験プランのご予約はこちら↓

 https://outdoor-nowake.com/reservation

 

【ご挨拶】

富士山レンジャー、会社員時代を足せば約8年、観光という業界に携わらせていただきました。

全国の観光地や、山梨の山々に触れる中で、山梨の素晴らしい自然の持つ観光資源をもっと多くの方に知ってもらいたいという思いが、各方面の方々のご協力のおかげで一つ叶いました。

山梨県、甲府市観光課、昇仙峡観光協会、ELK、GATESの皆さん、本当にありがとうございます。この場を借りて、御礼申し上げます。

Guide Office Outdoor Nowake

竹村 浩

SUP(スタンドアップパドル)体験プランについて

ガイドオフィス・アウトドア・ノワケではSUPの体験プランを4/1よりスタートします!

詳しくはプランメニューをご参照ください。

基本現地集合となります。宿泊のお客様は野わけから、公共交通機関をご利用のお客様は各駅(体験プランは清里駅、1日満喫プランは甲府駅、河口湖駅)から送迎でご利用いただけます。

※(5/18現在、コロナ対策の山梨グリーンゾーン指導のもと、1回の送迎につき1グループ様のみとさせていただいております。)

最小人数は2名様〜

きめ細かいガイディングを心がけたいので、同時に入水いただける艇はガイドを除き、4艇までとさせていただきます。大きいSUPを用意しておりますので、タンデムでもお楽しみいただけます。(最大120kgまで)

料金には体験、SUP、ライフジャケット、1日プランはBBQ器材等のレンタルが含まれます。

【場所】

体験プランは清里、一日満喫プランは本栖湖となります。四尾連湖でもお受けできる場合がございますので、お問い合わせください。

 

【持ち物】

濡れても良い服

着替え

タオル

上着(ウィンドシェルなど風を通さないものが望ましいが、なければポンチョなどでもOK)

かかとのあるサンダルやウォーターシューズなど

帽子

日焼け止めなど

【体験時間】

※移動の時間は含まれません。

集合〜レクチャー〜体験〜解散まで

〜体験プラン〜

7:00〜10:00

10:30〜13:30

14:00〜17:00

〜1日プラン〜

11:00〜16:00

 

詳しくはこちら↓

https://outdoor-nowake.com/menu/c1114979

ご予約はHPの「各プランのご予約」↓

https://outdoor-nowake.com/reservation

もしくはお電話にてお受けいたします。

080-5060-8068(竹村)

 

 

 

 

 

 

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